※2020年11月14日の第6回SocialConnection・つながりのご案内こちらをクリックしてください。※
みなさん、こんにちは。
毎月、第2土曜日に「Social Connection・つながり」を開催しています。
10月は10日に開催しました。その内容を簡単にご紹介します。
第5回Social Connection-つながり-報告(要約)
日時:2020年10月10日(土曜日) 15:00-16:30
参加:12名
トピック:COVID-19 トンネルの中からピンチをチャンスに!
コロナ感染症による緊急事態宣言、自粛の時期を経験してこの半年で感じたこと。
●自分の生活の変化
・自分のことを静かに考えられるようになり、在宅で仕事ができるようになって、人間関係のストレスなし。効率よし。
・オンラインミーティングで必要な人に会える、距離の離れた人ともつながることができた。
・第1波で自分の感染が心配だったが、今は心身とも普通に戻って最近では出かけたり、イベントに参加することで少し気分が晴れる。
・基礎疾患を抱えている周りの人たちが、どなたも感染していないのはみなが慎重に行動しているからのではないかと思う。
・政府への怒りがある。甘い対応で済ませたせいで、今日のような状態になった。もっと専門家の意見を聞くべき。
・ドイツに住んで一番びっくりしたのはCOVID-19を信じない人がいたこと。また自分には関係ないと思っている”Indifference”、関心がない人がいること。他の人が経験していることは関係ないのではなく、自分にも関係があることを、どのように子どもに伝えたら良いかを考えている。
・感染症の予防は大切だが、感染を自分のことと捉える、感染した人への思いやり、自分とどうつながっているのかが十分にできていない。
●医療現場と政府の政策
・医療現場は何も変わらない。むしろコロナの政策に関わり忙しくなっている。
・日本は保健所が(結核対策として)1990年代に結核が増加した時に制御に成功したことで今回のコロナでもそのシステムを使ったことで3-4月は収まっていた。その後は対応不可能となり保健所を超えた公衆衛生の体制が必要であることが明らかになった。アメリカのCDCのような機関が必要。
・コロナを契機に政府は、デジタル化を前に進めようとしている。マイナンバーと健康保険証を一緒にしようとしている。個人情報を自己管理できるといういい面もあるが、追跡されるのは嫌。個人のプライバシーと人権をどのように守れるのかが課題。
●社会の課題
・日本では、全体的にはマスクや三密を避けるということに従っているが、第2波になってからは、若者は感染しても重症化しないという考えがあり、若者の中に対策に協力しない人が多い。感染者が出た場合、その人に対する思いやりや想像力がかけている。ドイツのindifference、「自分には関係ない」という感覚と同じ。
・国際交流協会で外国人向けの電話相談で、外国人のコロナの症状についての確認で保健所の専用ダイヤルに電話しても全然通じなかった。病院に電話しても熱があったら来ないでと言われたという相談も多かった。今は落ち着いていて、保健所の専用ダイヤルもつながるようになった。
・介護の仕事でも自分が感染しないように気をつけている。都会ではないから、感染者が少なくとても気を遣っている。医療従事者が外食など感染リスクのある行動をした場合に罰を与えると言う職場があるとのこと。介護現場や感染者がいない地域は感染者を出さないようにピリピリしている。
※第1~3回の開催は本プログラムをプレ開催となります。
◆第6回Social Connection-つながり-の予定
・日時:2020年11月14日(土曜日) 15:00-16:30 (第2土曜日定例)
・テーマ:移民から見たドイツ ~暮らし、制度、国民性~
・話題提供者:ニコール・コマファイ ハンブルグ在住、元CHARMスタッフ
シリアからの難民を200万人受け入れたドイツ。そのドイツで移民として暮らすニコールさんが感じたドイツ社会との出会いを話していただきます。日本社会について移民の視点から考える機会。ぜひご参加ください。
※CHARMER*、CHARMERの紹介がある方、当プログラムに参加した方もご参加いただけます。
※申し込んだ方にzoomのミーティングIDを送ります。
charmer●charmjapan.com (●を@に変更)
*NPO法人CHARMに関わっている人々をCHARMERとは呼びます。「ソーシャルコネクション・つながり」はお互いの経験を聞き、共感し、知り、つながることで夢に向かう力を得る場です。毎回海外からもメンバーが参加しています。
6th Social Connection –You are invited-
Date & Time: Nov.14th (Saturday) 15:00-16:30 (regular on every 2nd Saturday)
Theme: German society and living from a point of view of a migrant
Speaker: Nicolle Comafay residing in Humburg, Germany, a former staff of CHARM
Germany has accepted 2million Syrians when many had to fled their country and became refugee. Nicolle will talk about her experience of living in Germany as a migrant. It is a rare opportunity to think about state, migration, cultural roots, integration and coexistence. Please join. Anybody who is affiliated to CHARM in some way, member, support member, active participants, can join. You can also invite your friends. English-Japanese translation by skype is available. please mention if you want translation.
For registration, please send your handle name and email address mail to charmer〇charmjapan.com (change〇to@)