みなさん、こんにちは。
毎月、第2土曜日に「Social Connection・つながり」を開催しています。
2月は13日に開催しました。開催の報告をさせていただきます。
第9回Social Connection-つながり-
日時:2021年2月13日(第2土曜日)15:00-16:30
トピック:「他人に迷惑をかけてはいけない?迷惑は当たり前?」
参加人数:15 名
◆話題提供
・お店でフィリピン料理を作る仕事をしている。
・学校の中だけ母語支援の一環で、通訳と翻訳の仕事もする。
・フィリピン人はとてもフレンドリーなので、悪気がないけど名前や電話番号をすぐにきくのが普通。だけど日本では距離がある。
・誰かを助けようと思ったら自分のコネクションを使って助けることが出来るけど、学校の中ではそれを使うことができない。
・日本はマナーがありすぎて、壁があり、助けたいのに助けられないことがある。
・フィリピン人は裏がない。日本人との付き合いの中では表面と裏では考えが違う人がいるので、すごく気を使う。
・ある時お土産をもらった時に、もらうだけじゃなく自分もお返しをしなければならない、と言われた。フォリピンでは「あげる」と言ったらあげるだけで、見返りは求められない。
・フィエスタではご馳走を用意して、みんなに振る舞う。誰に対してでも。自分に余裕があるのであげられる。
・フィリピンではお客さんは自分の家族のようにもてなす=ホスピタリティ。
・日本では親戚ですら、気を使わなければならない時がある。相手との距離を感じる。
・近くに住んでいる人でも知らない人がいる。お互いに知り合っていれば、何かあった時に助け合うことが出来ると思う。
・日本で感じる人との距離や壁がなくなればいいなと思う。
◆参加者の感想
【1】外国出身参加者Bさん
・長く日本に住んでいると、だんだん日本人のことがわかるようになる。
・フィリピン人のミサに行くと、自分はフィリピン人じゃないけど招いてくれる。自分の国もクリスチャンなのでよく似ていると思った。
・フィリピン人は家族を大事にすると聞いた。直接の家族だけでなく親戚も含まれるので家族というものが大きい。
・自分の国もあげる時にはあげるし、何も返さなくていいと思っている。じぶんの国も貧しい人が多いし、返すことはできない。
・でも日本のようにお返しをするのは良いことだと思う。
・司会:何か困った時や助けが必要な時に難しいと感じたことないか?→半額のパンを多めに買って、ホームレスの人々にあげることがあるけど、もらわない人もいた。最初はびっくりしたけど、プライドがあると思う。声をかけると喜んでくれているように思う。人それぞれだなと思う。
【2】外国出身参加者Cさん
・タイとフィリピンが似ていること上がる。政府が頼りないのでみんなで助け合うしかない。
・小乗仏教なので、寄付やお布施をする習慣があるので、困った人は放っておかない。見返りを求めずに助ける。というのは小さいころから教えられている。
・今回のコロナで仕事がなくなって困っている人がいる。お金に余裕のあるひとはお金のない人のためのチケットを購入し、お金のない人が来た時に無料で食事を食べることが出来る。
・最初に日本に来たとき新幹線の自由席で、混んでいたので立っている人の荷物を持ってあげようとした時、拒否された。今であればその人が拒否した理由もわかるが、そのような違いを知ることも外国人は必要である。