CHARM

2023CHARM医療通訳研修<受付を開始しました。>

Want to challenge to be an English/Filipino -Japanese interpreter?↓↓↓Join our training seminar on Infection disease this fall and sign up↓↓↓ CHARMは日本語が得意ではない人が医療を受けることを保障するため国と自治体から委託を受け感染症(HIV・結核)通訳を派遣しています。 今年も、在留外国人に対するHIV検査や医療提供の体制構築に資する研究班(研究代表者 北島勉)から委託を受け、以下のように医療通訳研修を実施することになりました。 実施まであまり時間がありませんが、できるだけたくさんの方のご参加をお待ちしています。 CHARMの医療通訳者を養成するための医療通訳養成講座を開催します。 講座では、結核、HIV/AIDSの基礎、通訳者の実践倫理、通訳技法を学んだ後、ロールプレイなどの実践を行います。 録画視聴研修と、オンラインでの動的な研修の二本立てです。 また、今年度は、ロールプレイは参加しやすい基礎編と、希望者にのみ実施する上級編に分けて行います。 もちろんどちらにもご参加いただけます。 ●録画視聴研修 9月公開:HIVの基礎、PrEP(暴露前予防内服)、医療通訳者のための制度案内 ●オンライン研修 ①9月2日(土) 9時〜14時  結核の基礎、通訳倫理 ②10月14日(土) 9時〜14時 通訳技法 ③12月16日(土) 9時〜14時 ロールプレイ基礎編:HIV検査  ※ネパール語、フィリピン語、中国語。それ以外の言語の方は見学。 ④2024年1月13日(土)…

CHARM20周年記念パーティーのご案内

チラシのPDF版はここをクリック  CHARM 20周年記念パーティー—CHARM reunion Let’s all get together and talk— CHARMは2022-2023年にかけて創立20周年を記念し、特別プログラムを行っています。今回のパーティーは、この20年間に行われてきた様々なプログラムに関わった皆さん、CHARMの会員、サポーターの皆さま、事務局スタッフとして働いた皆さん、インターンや実習生、に集まっていただく機会です。今回のプログラムは、京都の会場に来れる方に限定となりますが、皆さんぜひ参加してください。 ※20周年記念パーティーは「CHARM 設立 20 周年記念事業」の一つです。 ~★☆~ これまでの主なCHARMプログラム ~☆★~ 土曜HIV抗体検査事業(SAT), 外国語による電話相談、サポートライン関西、多文化キャンプ、女性交流会、ひよっこクラブ、医療通訳、月曜会、おたすけシスターズ、すけだち、そよかぜ、SO SO SO、ブッククラブ、ソーシャルコネクション、病院同行支援、SPICA、Charming Times寄稿、総務ボランティア など とき:2023年9月30日(土曜日) 13:30-16:00 (受付13:00~)ところ:Bazaar Cafe (バザール カフェ)( 京都市上京区烏丸通今出川上ル岡松町 258 (Googleマップ) プログラム:みんなの近況、CHARMの今を知りたい、あの⼈は今、海外の参加者特別出演 会費︓¥2,500(軽食、ワンドリンク付き)*会費は当日会場受付でお支払いください*参加方法︓京都の会場で直接参加していただく会です。 事前のお申し込みが必要です。お申し込みフォーム 申込締切:9月20日(水) 17:00まで。*京都の会場に来られない方は、2024年1月頃に20周年記念事業最後の国内フォーラムを対面・オンライン両方で開催予定です。日程が決まり次第お知らせいたします。 ●お問い合わせ特定非営利活動法人CHARMTel.06-6354-5902 (月〜木10:00-17:00)

2023年8月、外国語対応の検査情報

HIV Test Information in August 2023 2023/8/5(土) 17:oo~18:00 Tokyo(Shibuya) <英語(English) / 中国語(中文) / ベトナム語(Tiếng Việt) / ネパール語(नेपाली)> <東京、HIV・梅毒の検査の情報> どこ    :KARADA 内科クリニック  東京 渋谷 (とうきょう しぶや)じかん    :17:00~18:00どんなけんさ :即日検査 (その日に 結果 が わかります)よやく    :いります(必要)できるけんさ:HIV (一緒に B型肝炎、梅毒も検査できます)ことば    :英語(English) / 中国語(中文) / ベトナム語(Tiếng Việt) / ネパール語(नेपाली) https://www.facebook.com/groups/998205400981224 2023/8/6(日) 14:oo~15:30 Osaka(Shinsaibashi) <英語(English) / 中国語(中文)> <大阪、HIV・梅毒の検査の情報>…

2023年7月の活動報告<一部>

みなさん、こんにちは。 2023年6月末~7月にCHARMが行った活動の一部をご紹介します。 目次 (1) 「そよかぜ」より新しく“つむぐ”の集まりを開催しました。(2023年6月末頃からスタート) 高齢化が進む中、「そよかぜ」とかかわりを待つ陽性者の方々も昨日まで出来ていることが出来なくなっている身体の現状や、物忘れや理解力の衰えなど認知機能が低下している事に気が付く日々が増えている。第三者には実感として理解しくにい身体的、精神的な「老い」を感じながら、その不安などを誰にも話すことが出来ずに生活を営んでいる人々は多いと考える。 さまざまな不安を抱える高齢者の方々が集まって、共に語り合う事で老いることへのそれぞれの不安を受け止める事ができ、個の問題を前向きに捉えることができるのでないだろうか。また、繋がる中で一人ではない事が実感でき、今後のQOLの向上にも繋がると考え6月に第1回を開催しました。小さな集まりですがお茶を飲みながら楽しく過ごすことができました。(報告:三田) (2) 京都外国語大学学生のCHARM訪問 (2023年6月29日) 6月の終わりに、京都外国語大学2年生の女子2名がCHARMを訪れました。 日本への移民および難民の方々にアンケート調査を行い、健康との関連性を考えていくYGRP(The Young Grobal Researcher Project)というプロジェクトに参加していて、日本国内で外国人を支援しているNGOを訪問してインタビューを行いたいという希望をメールでいただいていました。 スペイン語学科在籍中という二人は、日ごろから外国人留学生と接する機会を持っているということで、このプロジェクトへの参加の意気込みを熱く語ってくれました。日本、マレーシア、ジンバブエ、メキシコ、インドネシア、フィリピンの大学6校が協定校として、それぞれのテーマに従った調査を行っているとのこと。彼女たちは中間発表ではメキシコの大学の学生と、お互い調査した内容を発表し合い、最終的には1冊の冊子にまとめるそうです。 これまでほとんど知識がないという二人は、交互にあらかじめ準備してきた質問を準備していて、当日は、事務局長の青木、相談担当の竹野、相談員のマスム、そしてわたしの4名がそれぞれの立場でインタビューに答えていきました。 全て英語で書くという報告書が出来上がれば送ってくださるとのことなので、楽しみに待ちたいと思います。(報告:庵原) (3) CHARMブッククラブ(2023年7月1日) 7月1日 14:00-16:00 移民に関する本を読み感想を話し合った。7月の参加者は3名でした。 次回以降の予定9月2日 14:00-16:00 「HIV/エイズ」に関係する本を持ち寄り話し合う。 10月7日 14:00-16:00 「50年 理想の精神医療を求めて」佐藤忠宏著 幻冬舎。 ご興味のあるCHARMERのみなさんにもご参加いただけます。

2023年6月の活動報告<一部>

みなさん、こんにちは。 2023年6月にCHARMが行った活動の一部をご紹介します。 目次 <2023年6月> (1) 2023年CHARM会員総会を開催しました。(2023年6月17日) 年に一度の会員総会を実施しました。 今回は4年ぶりに対面を主とした会でした。遠方の方や時間が限られている方はリモートでの参加を可能としました。 在日大韓基督教会大阪北部教会を会場としてお借りし、30名以上の方にご参加いただきました。そして、9名の方がリモート参加でした。 会員総会で2022年度事業報告、決算報告、2023年度事業計画案、予算案が承認されました。 後半のパネルディスカッションは「マイノリティが健康に暮らすためにNGOが果たしてきた役割」を3人のパネラーが違う視点で、これまでそれぞれが担ってきた役割について話していただきました。 パネルディスカッション終了後の約30分間は、お茶と交流時間とし、インド本場仕込みのチャイやCHARMがホームページで10言語の情報を提供していることに因んで10カ国の茶菓子を準備し、数年ぶりに参加者同士で会話を楽しみました。 会員総会にご参加くださったみなさん、ありがとうございました。(報告:POP) (2) 大手前大学大学院国際看護研究科学生の研修受け入れ (2023年6月13日) 大手前大学大学院国際看護研究科からの要望で「外国人母子医療について」の研修会を行った(大学院生1名、先生1名)。外国人の母子医療について、話が聞ける団体を探していたところ、女性活動も行っている事を知り連絡が入る。研修会前よりCHARMに対する質問内容も添えられており、学生さんの熱心な気持ちが伺えた。 CHARMでは、当初より母子医療への関心が深く、当時「保育現場で働く人へ」の冊子を完成している。白野倫徳医師たち、川上信(めぐみ保育園長) 等多くの方々、創設者の榎本てる子(故)そして編集に関わった青木理恵子(今回研修講師)達が関わっている。他国に比べて遅れていた日本におけるHIV母子感染予防策を保育園に普及していった経緯などの話から始まった。2000年初期頃、陽性者である母子の偏見は大きく、子供の相談すらできない環境にあった事やそのためにHIVの正しい知識やスタンダードプリコーションのガイドラインを普及させた内容であった。またCHARMで継続されている陽性者女性交流会について。女性交流会ではみんなが協力して作成された「あなたへのメッセージ」「つむぐひと」「日本で出産・子育てする外国人親のみなさんへ」1冊々に、交流会の方々の思いが完成に繋がっている。また、2019年「外国人母子保健に関するCBPRから見えてくる(地域社会と外国人)」の研究発表なども興味深かった。研修内容は当時の女性たちが誰にも話せない現状を少しずつ変えていったCHARMの歩みを垣間見た研修会であった。 学生さんからの感想は、在日外国人はHIV感染症について周囲の理解が得られにくい事、偏見の目がある事、日本に住む外国人女性を取り巻く現状や困難を知る機会となった。今後の研究に関しても相談させてほしいという内容を寄せられた。(報告:三田) (3) HIV/AIDSと偏見・差別について考える (2023年6月24日) 2023年6月24日エル大阪で行われたカトリック中央協議会HIV/AIDSデスク主催の勉強会「まず知ることから-感染症医療現場からのメッセージ-」にCHARMから7名が参加しました。 この勉強会は、HIVに伴う偏見・差別について考えるということを主なテーマとして、CHARM理事の白野さんが主題講演者をされました。 感染症の最前線でこれまで多くの感染症の診療を医師として行ってこられた白野さんは、感染の種類と感染の経路についての正しい知識と誰でもどこでも実践できる「標準的予防策」が必要であることを分かりやすく説明されました。どのように感染するかを正しく理解していればそれに対する対策さえしていれば怖いことはないということを強調されました。 二人目の発題者は、平良愛香さんが偏見・差別について自分が沖縄出身者としてまたゲイとして、またHIV陽性の方を友達として身近に関わってきた中で考え反芻してきた偏見・差別についての分類の私案を提起されました。 印象的であったのは、2人とも自分の中に偏見・差別の意識があることを話されたことです。改めて差別とは何なのかを少人数でそれぞれの経験と重ねながら話し合いました。話し合いから感じたことは、誰でも知らないことがある、分からないことに恐れを感じることは自然、それを越えていくのは人として出会って知り合いその人の中にある力や歴史を知ることしかない。 社会が寛容になり色々な背景が当然とされていない日本社会の中で少数者の存在は見えず、少数者も公表をすることができない悪循環があります。少数者の人たちに公表を強いるのではなく、みんなが一歩踏み出して人と出会う機会を通して人として出会うことができるのではないでしょうか。

2023年7月、外国語対応の検査情報

HIV Test Information in July 2023 2023/7/2(日) 14:oo~15:30 Osaka(Shinsaibashi) <中国語(中文) / ベトナム語(Tiếng Việt)> <大阪、HIV・梅毒の検査の情報> どこ    :chotCAST 大阪 心斎橋 (おおさか しんさいばし)じかん    :14:00~15:30どんなけんさ :即日検査 (その日に 結果 が わかります) よやく    :いります(必要)できるけんさ:HIV (一緒に B型肝炎、梅毒も検査できます)ことば    :中国語(中文) / ベトナム語(Tiếng Việt) http://www.smartlifeclinic.com/?page_id=1788 2023/7/2(日) 15:oo~18:00 Osaka(Umeda) <英語(English) / 中国語(中文)> <大阪、HIV・梅毒の検査の情報> どこ     :dista 大阪 梅田 (おおさか うめだ)じかん    :15:00~18:00どんなけんさ :通常検査 (1週間 あとに 結果 が わかります) よやく     :いりません(不要)できるけんさ :HIV (一緒に梅毒も検査できます)ことば    :英語(English)  中国語(中文)   https://d-checkn.com/ (English)Have you…

2023年4月&5月の活動報告<一部>

みなさん、こんにちは。 2023年4月、5月に行った活動の一部をご紹介します。 <2023年4月> ●「JICA事業 成果報告会&現場視察」に参加しました。(2023年4月18日) 大阪NPOセンター主催の「JICA事業 2022年度成果報告会&現場視察」に参加しました。 この数年、CHARMはこの事業運営支援講座を受講してきました。2022年度は「広報」についての運営支援を受けました。 今回の報告会は2022年度に事業運営支援講座を受けたCHARMスタッフが出席し、CHARMの広報活動における改善計画や実施内容を発表しました。 CHARM以外に大阪NPOセンターより事業運営支援を受けているその他の団体も活動内容を発表され、他団体の活動内容も知ることができました。とてもいい刺激を受けました。(担当スタッフ:POP) ●(タイ)Mahidol大学のPattaratida研修医師が来所されました。(2023年4月18日) 4月に大阪総合医療センターに短期研修で来日されたタイのMahidol大学のPattaratida研修医師がCHARMに来所されました。 CHARMの活動内容、日本における医療制度・HIV診療体制、外国人陽性者が置かれている状況について紹介しました。 日本と海外の医療制度やHIV診療体制が異なっているため、日本の制度がなかなか理解できなかったが、だいぶ理解できるようになったとのことでしたので、よかったです。(担当スタッフ:POP、青木、竹野) <2023年5月> ●大手前大学国際看護学部での外国人患者模擬研修を行いました。(2023年5月11日、18日) 5月に2週にわたって大手前大学国際看護学部での外国人患者模擬研修に、外国人模擬患者役の方を引率して参加しました。 日本語が話せない、英語を話す患者役を集めてほしいと依頼されたのは1か月ほど前。心当たりの方は既に予定が決まっている方が多く、患者役探しにとても苦労しました。 また、コロナ感染や体調不良で直前に患者役の変更もあり、コーディネーターとしては冷や汗の連続でした。 ボランティア希望者、他団体紹介者、通訳紹介者など、フィリピン出身者3名、ブラジル/カナダ/スペイン/アメリカ合衆国/シンガポール出身者各1名が、演技力をいかんなく発揮してくださいました。それぞれが自分が患者、通訳者として医療の現場で体験したことを盛り込み、時には驚くような情熱をもって、時には冷静に学生と対峙されていました。 多くの患者役の意見は、わからなければもう一度言ってほしいと頼んだり、医師に確認しますと返事をすることが大切だということでした。 学生さん達が看護師になって外国人患者を迎えたときに、どのような態度で、どのようにコミュニケーションをとればよいのか考える一助になってくれることを期待しています。(担当スタッフ:庵原)